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お寺と神社の違い。


川口市民葬祭事業登録業者 永遠セレモニーの三牧です。

 

お寺と神社、実はよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。

 

お寺は仏教を信仰するための建物です。仏教の開祖はブッダで、インドから始まりました。

ここにいるのは僧侶で、管理しているのは住職です。

神社は神道で、日本古来の宗教です。ここに神様が祀られており、日本人のほとんどがお正月にお参りに行く所です。

ここにいるのは神職(神主、神官)で、管理しているのは宮司です。

 

時々、住職と神主を混同している方を見かけます。

 

お寺では、お釈迦様の言葉をまとめた経典であるお経を読み、修行します。

宗派によって経典が変わります。

 

神社では、神様に対して祝詞(のりと)を読みます。

神道も実は宗派があります。

 

建物にも違いがありますよね。

神社にあるのは赤い鳥居です。

お寺にあるのは、山門です。ちなみに、お寺関係者(住職やその家族)の葬儀を「山門不幸」と呼びます。

そして、お寺に墓地があるのと違い、神社にはお墓はありません。

神社にとって死は穢れ(けがれ)だからです。不浄なものを境内に持ち込まないという考えです。

 

お寺と神社の違いがわかりにくい事に、「七福神めぐり」があるんじゃないかなと思います。

七福神の神が祀られている所は、神社だけでなくお寺もあるんですよね。

川口七福神では七か所ともお寺です。

さいたま市の与野七福神は、お寺と神社が3か所、4か所ずつです。

神様がいるのが神社で、仏様がいるのがお寺ってさっき言ってたじゃん!!

はい、私もそう思います。

日本の宗教観は寛容です。

葬式はお寺、正月のお参りは神社、結婚式は教会で挙げる方が多いですよね。

仏壇と神棚が両方あるお宅も多いと存じます。

神仏習合という言葉があるように、許容な日本人だからこそ、神も仏も仲よくして崇めるようになりました。

教祖がいて、規律がある外国の一神教とは違うため、批判されることもありますが、

この「のほほん」とした宗教観がまさに「日本」という感じがあり、私は好きです。

 

まとめ

わからなくなることもあるかもしれませんが、

神社・・・神様を祀る。神主さんがいる。お墓はない。

お寺・・・仏様を祀る。住職がいる。お墓がある。

これだけ覚えておけばオッケーです👌

 

お参りするときには、だれが祀られているのかを確認するようにしてくださいね。

お寺なら、本尊様が誰なのか。

神社なら、何の神様なのか。

そこにいらっしゃるのが神様なのか仏様なのかわからないままお願い事だけをしては、

さすがに失礼ですからね😉

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

皆様健やかにお過ごしください✨

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