葬儀の知識
葬儀で読まれるお読経の種類
川口市葬祭事業登録業者 【終活の窓口】永遠セレモニーの三牧です。
会社が日に日に植物園になっていきます。
葬儀に参列する際、お坊さんが読む読経について興味を持ったことはありますか?
よくわからない呪文という印象があるでしょうか。
お坊さんが読んでいる「お経」。
お釈迦様が説いた教えは口伝で共有されました。口で伝えることが大切とされていたのです。
弟子が500人を超えると、外れた解釈をする者も出てきます。
お釈迦様の教えを忠実に伝えるために、文字に写されていきました。
これがお経のはじまりです。
お釈迦様はインドで誕生しましたから、言葉はサンスクリット語です。
中国の僧侶によって持ち帰られ、漢文に翻訳され、それが日本に伝わりました。
経典は膨大な数がありますが、宗派によってよく読まれるお経が変わります。
それをいくつか紹介してみます。
『妙法蓮華経(法華経)』天台宗/日蓮宗
『観世音菩薩普門経』天台宗/臨済宗/日蓮宗/曹洞宗
『理趣経』真言宗
『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』浄土宗/浄土真宗/時宗
『魔訶般若波羅蜜多心経』日蓮宗、浄土真宗を除く宗派
聞いただけではなんのお経を読んでいるのかはわからないと思います。
弔問した先の宗派はどこだろう?と思ったとき
手っ取り早いのは、葬儀社のスタッフに「何宗ですか?」と聞くことです。
たとえば真言宗のお式でしたら、
心の中で「南大師遍照金剛」とお唱えする。
浄土宗でしたら、「南無阿弥陀仏」とお唱えすることができます。
ご自身が信仰している宗派があるのであれば、そちらをお唱えするとよいでしょう。
ただし、心の中でお願いします。
せっかく弔いの気持ちがあって弔問するのですから、
ただお焼香をするだけではなく
意味はわからなくともお坊さんのお経をしっかり聞いて、
故人様に対してお祈りをすると良いですね。
本日は第5回朝活写経でした。
Instagramに様子をアップしていますので、ぜひご覧くださいませ。