葬儀の知識
葬儀をするにあたっての必須確認事項
葬儀をするにあたっての必須確認事項
初めて喪主/施主を務める方に、まず確認していただきたいことがございます。
それは、菩提寺の有無です。
菩提寺(ぼだいじ)とは
自分の先祖が入っているお墓があるお寺のことです。
菩提寺がある=自分の家はそこのお寺の檀家である
檀家である以上、葬儀を執り行う際はそのお寺に依頼することが絶対です。
なぜならそこのお寺で自分の家の先祖代々のお骨を守っていただいているからです。
火葬後は、お寺に納骨するということを忘れずに。
自分の家はどこかのお寺の檀家になっているのかをまず確認する必要があります。
確認できましたか?では続きを読み進めてください。
お墓がお寺の境内になく、霊園の中にあるという方。この場合は檀家ではありません。
「菩提寺はない」という認識でOKです。
そのため、葬儀や法事の際はどこのお寺に頼むかの縛りはありません。
菩提寺があったという方。
お墓に入る人が亡くなった際、まずは必ずお寺に一報を入れてください。
お寺指定の葬儀社があるかもしれませんので確認をしてください。
お寺が遠方の場合、遠くても菩提寺で葬儀をしてもらうことがベストですが、
どうしてもお寺に行くことができない・葬儀はこちらで行いたい。といった事情が出てきます。
遠方の場合でも、まずは菩提寺に連絡。これは100%絶対のお約束事です。
そこで代替案が出ます。
1.遠くても来てくださる。
2.同じ宗派のお寺を、お寺様に紹介していただく。
3.同じ宗派のお寺を、葬儀社が手配する。
何があろうとも、菩提寺に黙って火葬するということは絶対にNGです!!
知らなかったでは済まされません。
なぜここまで強く訴えているのかというと、このようなトラブルが絶えないからです。
昔はお寺と家の関係は密接なものでしたが、現代はそうではありません。
日頃からお寺との距離が近い方からすれば、「何を当たり前のことを…」と思いますよね。
でも、日頃から関係が薄いとこうなってしまうのも不思議ではないのです。
この記事を作成するにあたり、「菩提寺」と検索しました。トップに出てくる大手葬儀社の記事を読んだところ、
「遠方の場合、葬儀をほかのお寺で行ってはいけないというマナーなどはない」と書かれていました。
これを大勢の人が読んで勘違いされてしまうのは非常に心苦しいです。
遠方だから仕方ないよね、と菩提寺に訃報を知らせないまま
「お寺は(近くに)有りませんので、紹介してください!」
と葬儀社に依頼してしまいそうです。
先ほど記載したように、遠方でどうしても行けない場合は仕方ありません。
ですが、まずは菩提寺に敬意を払いましょうというお話です。
そして、「マナー」という言葉がここで出るのも、お寺に敬意を払っていれば出ることのない言葉選びだなと感じました。
マナー以前のお話です。
日々ご先祖様のお墓を境内で守ってくれているのはお寺様です。
未だ誰もお墓に入っていなければ、これからあなたやあなたのご両親を守ってくれる場所になります。
そしてこれからもお寺はずっと在り続けます。ここをないがしろにしてはいけないのです。
ご不幸があった際は、まずこれを踏まえて臨んでいただきたいと願います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。