葬儀の知識
葬儀業界の人材について
川口市葬祭事業登録業者 【終活の窓口】永遠セレモニーの三牧です。
うちの猫のロジャー3歳です。
今回は、葬儀業界の人材構成についてお話しようと思います。
お葬式にいるスタッフは、全員葬儀社の社員だと思っていませんか?
実は違うことが多くあります。
大まかな構成は以下です。
①葬儀社の社員
②派遣会社から来る人
③お花屋さん
④料理屋さん
⑤返礼品屋さん
お客様と直にかかわることが多いのは、①と②になります。
今日は②についてお話してみます。
まず、「葬儀業界専門の人材派遣会社」が存在します。
葬儀社はそこに依頼をして、葬儀当日の人員確保をします。
例外として、CMをバンバン打っている超大手葬儀社は全員社員(またはパートアルバイト)だと思います。
※小さな〇葬式・より〇うは葬儀紹介会社ですので別ですよ
弊社のような小規模葬儀社は、純粋に人手が足りないため依頼をします。
準大手葬儀社は、社員はたくさんいるけれど、ほかの業務で忙しいため当日の人員は人材さんに頼むことが多いです。
参列者が数名の家族葬であれば、担当者一名いればなんとかなりますが、
大体15名以上になると人材さんを頼むことが多いように思います。
業務内容は、男性と女性に分かれます。
男性・・・設営や片付けなどの力仕事、葬儀中の誘導、交通整理
女性(レディと呼ばれます)・・・司会進行、案内
人材派遣の人たちは、「葬儀社の一員」として現場に入りますが、
葬儀社の担当者とはじめましてのこともよくあります。
かくいう私もコロナ前まで人材派遣会社に登録をしており、
色々な葬儀社さんに派遣され、案内・司会業務に勤しんでおりました。
以下からは、人材派遣目線でお話します。
事前にご葬家の情報をある程度いただいてから現場に入るのですが、
たまに何も分からない状態で現場入りすることがあります。
そして、現場入りしてすぐに担当者と打ち合わせができない場合もあります。
ですので、ご質問いただいたことに答えられないこともあるのですが、
そんな時は「この人は葬儀社の人ではないのだな」とご理解いただけるとありがたく思います。
もちろん葬儀社員である可能性もありますが、大抵は「担当以外わからない」もしくは
質問によっては「迂闊に答えられない」ことが多いです。
葬儀の現場は皆慎重になっていますので、そのあたりもご理解いただけると幸いです。
参列が100名以上の「大型葬」になると、ほとんどが人材派遣スタッフであると言えます。
スタッフ同士連携を取り、スムーズに式が運ぶように動きます。
大型葬は大抵バタバタするのですが、
スケジュールがハードであればあるほど、燃えます(笑)私の場合…
そして、お通夜と告別式で人が変わっていることも少なくありません。
(担当者が変わることは、ほぼありません。)
もちろん両日同じスタッフが好ましいのですが、どうしても人が確保できない場合は
入れ替わります。
「葬儀の打ち合わせをした人」と
「当日の担当者」が違うことがあるのは、こういった理由です。
打ち合わせ担当と現場担当で分かれている葬儀社もありますし、
あまり大きな声では言えないのですが 打ち合わせ~当日まで全て人材派遣会社のスタッフということもあります
(滞りなく済めば、まったく問題ないと思います)
では、永遠セレモニーの場合どうなのかと申しますと
葬儀当日参列者が多い予想の場合に、司会や案内を頼むことがありますが、
正直なところ、力不足でまだまだ認知度が低い葬儀社です。
その為、担当が超多忙だから当日行かれない!ということがありません。
必ず弊社の者が打ち合わせをし、当日ももちろん同じスタッフがおります。
お迎え~打ち合わせ~当日~ご自宅飾りまで我々がお伺いいたします。
会社によって様々なやり方がありますが、基本的にどの葬儀社も誠心誠意努めています。
その中で弊社を選んでくださり、御縁があった方々には
安心してお任せいただけるよう、これからも精進してまいります。